ご挨拶
日本とアジアの未来を築く「覚悟」ある企業様へ
協同組合アジアリンクは、外国人技能実習生を受入れている企業経営者を中心として設立されました。
「アジアと日本との架け橋になりたい」という想いのもと、各々の経験を生かし、「外国人技能実習制度」を、もっと血の通った制度として、多くの企業様にご活用頂きたいと考えています。
日本ではいま、人手不足が深刻化しています。
少子高齢化による労働人口の減少、有効求人倍率の上昇、ワークライフバランスを重視する労働者側の価値観の変化と多様化など、人材確保が年々難しくなっているのです。
もはや人種がどうの、国籍がどうのと言っている場合ではないほど現状はひっ迫しており、外国人労働者の雇用は、多くの企業にとって問題解決の糸口となると考えています。
2019年4月から「特定技能制度」が開始され、さまざまな言語に対応できる外国人労働者は、即戦力として雇用ニーズが増えつつあります。
アジアリンクは、この特定技能支援機関としても、人材の受け入れサポートを提供しており、入国のための複雑な書類作成や、技能検定をはじめとした煩雑な制度上必要な手続きを行っています。
人手不足が深刻な建設業、製造業をはじめ、介護福祉分野にも支援の対象を広げて、優秀な人材を採用・育成していけるよう尽力しております。
「外国人技能実習制度」を知り尽くし、企業様と実習生を細やかにサポート
アジアリンクでは、ベトナムを中心に、インドネシアやミャンマーから技能実習生の受け入れを支援しており、特に、中小企業様へ向けての支援に力を入れています。
企業様と実習生の間に立つ「仲介者」として徹底サポートするのが私たちの使命であり、やりがいとなっています。
言葉が通じないことでお互いの意思疎通がうまくいかないときは、当組合のベトナム人スタッフが架け橋となります。そして企業様が求める事を、彼らがしっかり修得するように寄り添っています。
実習生には仕事の事はもちろん、生活やプライベートの細々した相談に乗り、メンタル面でも支えられるよう親身になって対応しています。
実習生の「成長」を見守って欲しい。
彼らは、日本とアジアの宝です。
実習生事業の活用を希望される企業様に最初にお伝えしている事があります。
制度が定めた最低賃金を守る事は条件の一つに過ぎません。
彼らは決して「安価な労働力」ではありません。
なぜなら、私たち日本の技術と文化を学ぶ「実習生」であり、将来、日本とアジアの「宝」となる存在だからです。
忍耐強く仕事を手ほどきして下さい。半年もすれば必ず成長します。
彼らには職場を明るくする若い活力があるのです。
3年を迎え実習期間が終了する時、「もう帰国してしまうのか……」と、心から名残惜しまれる企業様もいらっしゃるでしょう。
また特定技能制度を活用して、「もっと日本でその力を発揮してほしい」と延長を望まれる企業様も増えてきました。
だからこそ、採用の際、代表や責任者の方が、是非、現地の土を踏み、実習生と直に面談していただきたいと思います。
彼らは人生を賭けてそして費用をかけて日本に来ようとしているのです。
企業様側にも、受入れのために多くの準備や費用が求められる事でしょう。
それだけに受入れには、強い「覚悟」が求められるのです。
しかしその後、誠意を持って育て上げれば、彼らの大きな夢も実ります。
アジアリンクとしては、将来アジアにおける現地法人設立の支援事業の展開も考えております。日本で頑張った実習生が、立ち上げられた現地法人の中心メンバーとなり、日本流の質の高い事業を展開していくビジョンを描いております。
その際、日本とアジアの架け橋としてお役に立ちたいと強く希望しております。
企業様、実習生、アジアリンクが三位一体となり、力を合わせれば、互いに心から信頼し合える、良きパートナーになると固く信じております。
「日本とアジアの未来を築きたい」との“覚悟”ある企業様は是非お声がけください。
長い道のりを、共に歩ませていただきます。
協同組合アジアリンク
代表理事 饒田 剛央